一般社団法人日本うどん協会

国産小麦さぬきの夢を収穫しました!

2024.07.10

イベント報告

2024年6月3日(月)と6月4日(火)に香川県のさぬき広島にて、【さぬきの夢】という小麦を収穫しました!

 

日本うどん協会の会員さんでもあるトリドールホールディングスさんが丸亀市の島、さぬき広島の活性化•地域貢献の取り組みの一つとして、香川県の小麦【さぬきの夢】を作られていて、その収穫のお手伝いに日本うどん協会のメンバーも参加させて頂きました!

丸亀製麵さんを運営されているトリドールグループさんと香川県丸亀市との交流は2011年頃から始まり、「讃岐広島活性化支援プロジェクト」も丸亀市からのお声がけから始まったそうです。

 

 

“高齢化が進み、人口が減り続ける「讃岐広島」に活気を取り戻したい。”
そんな丸亀市の想いに共感し、トリドールホールディングスさんの社員が実際に讃岐広島へ移住し、地域の方々と相談を重ねながら活性化支援に取り組んでおられます。

その中での挑戦の一つが、2022年秋から始まった地産地消の讃岐うどんを作るプロジェクト。島でうどん専用の小麦「さぬきの夢2009」を栽培し、海水から塩を作っています!すごい!!!

 

 

島の小麦栽培の名人の方から一反ほどの畑を借り、

栽培方法を教わり、種まき後の麦踏みや雑草採りなど、すべて手作業!

日本うどん協会のメンバーも小麦をカマで刈りました!

 

 

カマで刈りきれていない分は手で獲り、一つも残さないように大切に。

 

 

刈り取ったものは穂をそろえてまとめます。

このまとめる作業もすごく大変!

 

 

まとめた物は乾かします。

乾燥させたものを脱穀するのですがこれも結構、力やコツが必要で私はなかなかうまく出来ず苦戦しました(^^;

そして、脱穀した小麦は実ともみ殻に分けないといけないので、ブルーシートに落とした小麦を叩いて実ともみ殻を分け、更にふるいにかけます。

 

 

ふるいにかけても、もみ殻がまだ残っているので、

そのもみ殻だけを風で飛ばす作業 ↓

 

 

この残った実だけを製粉するのですが、最初はトリドールの社員さんが石臼で製粉されていたそうです!!

私たちの食べているうどんはこんなにすごい手間がかかった小麦から作られています。

体験したからこそ分かる農家さんの大変さや小麦についてなど、学ぶことばかりで
とても貴重な機会になりまた!

そして、さぬき広島の美しさと人の温かさに感動!

お昼ご飯は島のお母さんが釜で炊いてくれたお米とトリドールさんが作ってくれた無水カレー!

これがめちゃくちゃ美味しい!!

 

エノキ、キャベツなどが入った無水カレーが絶品!!

焦がさないように見ながら手間ひまがかかった一品!

旨味がつまって、後からくるスパイシー感!

青空の下で仲間と食べる食事は最高です!

 

 

みんなおかわりしたくなる美味しさ!

そして、このトリドールさんの言葉が個人的に好きです♡

美味しいものを食べるとみんな幸せでおなかだけでなく、心まで満たされますよね☆

 

 

小麦から作るうどん。

このような体験をすることで、うどんについて、
より理解を深め、さらに良いうどん作りに繋げていきたいですね!

うどんを通して色んな方と関わり、
色んなことを体験し、学ぶことで今後に生かせたらと思っていますが、
『単純に楽しかった!!』がみんなの共通の感想でした😊

貴重な機会を下さったトリドールさんと、私たちを温かく受け入れて下さったさぬき広島のみなさま、楽しんで取り組める仲間に感謝!

この小麦で作るうどんがどんな味なのか、めちゃくちゃ食べてみたいです!!

 

一日目、参加メンバー↓

二日目、参加メンバー↓

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ぜひ日本うどん協会の活動にご参加ください。