一般社団法人日本うどん協会

チャリティーイベント【夜よしや】に参加しました!

2024.07.09

イベント報告

日本うどん協会のメンバー達が【夜よしや〜きしめん祭り〜】に参加しました。

 

夜よしやは、香川県丸亀市にある純手打うどんよしやさんにて、うどん屋大将達が集まってその日限りのうどんを提供し、その売上の全額をその時々に必要とされている被災地への義援金に充てるというチャリティーイベントです。

今回はきしめん祭り。

何故、きしめんかというと、、

日本うどん協会の理事でもある名古屋の『手打ちうどん高砂』の大将である堀江さんと、『うどんや 太門』の大将である衣笠さんが、歴史ある名古屋名物のきしめん離れが進んでいることを危惧し、2人がタッグを組んで「きしめんを、本当においしい名古屋のソウルフードへ」という強い思いで【星が丘製麺所】を2021年にオープンされました。

後継者不足に悩む讃岐うどん業界も他人事ではない。

堀江さんと衣笠さんの想いに共感し、香川県でもきしめんを楽しんでもらえるよう、香川県内の讃岐うどん店でも昨年から6月中は、きしめん祭を開催していました。

 

 

その流れで今回の夜よしやも、きしめん祭り!

参加するうどん店の中で、香川県の東と西でチーム分けし、2種類のきしめんメニューを考案しました。

★東チームは、トンレモナスぶっかけ

麺匠くすがみさんのぶっかけ出汁に、

めんや七福さんのトンカツと、ヨコクラうどんさんの味付け揚げナスがトッピングされ、

がもううどんサトシさんの塩レモンを混ぜて食べると最高に爽やかで、美味しい一品!

 

★西チームは、冷や汁きしめん

SIRAKAWAさん特製の名古屋の赤味噌風の冷や汁に、

徳島のふるた食堂さんの鶏つくねと、うどん処麺紡さんの三陸ワカメとミョウガ、麦香うどんさんのキュウリ、山地蒲鉾の星形かまぼこをトッピングした、サッパリ食べられる一品!

冷や汁が美味しくて飲み干してしまいました!

また、今回のきしめんは、星が丘製麺所さんのきしめんではなく、讃岐うどん店大将がその場で手打ち、手切りした【さぬきしめん】

 

今回、きしめん作りに、初挑戦したのは、最年長の清水屋の大将と、若手の竹寅大将!

 

2人とも自分のうどんの良さを活かした、さぬきしめんを作るため、昨年の経験者に相談したり、試行錯誤しながら試作を重ねたきしめんは、薄いのに、もっちり感やコシも感じられる美味しいものでした!

 

 

他の方のお店で、いつもと違う環境で、うどんじゃない麺を作るってすごく難しいことだと思います。

竹寅さんは満足できる出来ではなかったとのことですが、その表情はすごく素敵でした。

壁にぶつかったら相談できる仲間がいて、新しいチャレンジすることで新たな発見や課題が見えます。

今回きしめんに挑戦した事で、うどんへの技術にも反映されるはずです。

だから、こういうイベントに参加するのは自分の成長にも繋がる本当に貴重な体験です。

また、かなくま餅11号線さんからは、名古屋にちなんで、小倉トーストを天ぷらに!!

これがまた凄く美味しくて、おかわりどころか、持ち帰り用に買って帰る方もいたり、お店で商品化してほしいとのお客様の声も多く聞かれました。

 

 

今回の売り上げは57,200円でした。

この売上は全額、能登半島地震への被災地へ送られます。

 

お客様も本当に楽しんで喜んで下さって、参加したいみんなも成長できて、その売上が誰かのためになる。

 

 

こんな素敵なイベントに参加させてもらえたことがとても有り難いです。

このイベントを企画されたのは、日本うどん協会の理事長である、純手打うどんよしやの大将、山下さん。

これからもこの取り組みをされるということなので、参加ご希望の方は是非!!

 

 

 

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