第一回サヌワングランプリ開催!
2026.02.09
イベント報告

サヌワングランプリ(通称サヌワン)は、全国の讃岐うどん職人が集い、“感動を呼び起こす一杯”を目指してしのぎを削る、日本一の「手打ち」うどんの祭典。予選を勝ち抜いた職人たちが決勝(本戦)に集結し、「SANU(讃岐)No.1」を決めるコンテストです。
そして今回の本戦は、丸亀うどん祭り2025の中で開催!昨年初開催で讃岐うどんの原点と進化を“食べる・作る・知る・触れる・発信する”まで、五感で体感できるお祭りとして企画されたイベントです。
サヌワンは、いきなり本戦ではありません。香川予選/関東予選/関西予選の3ブロックで予選が行われ、そこで勝ち上がった職人が決勝へ進みます。
今回決勝に勝ち進んだのは、
香川予選
①おうどん瀬戸晴れ(古賀さん)
②手打ちうどん上を向いて(宅島)
関東予選
①うどん蔵之介(大山さん)
②讃岐うどんいわい(岩井さん)
関西予選
①うどん処麺紡(尾藤さん)
②手打ちうどん円清(岩坂さん)
②Udon Kyutaro(太田さん)
の7名でした!

予選の面白さは、味だけじゃなくて、麺の状態をどう作るか、出汁の設計、盛り付けと提供までの“段取り”という総合力が問われます。短時間の勝負に見えるけど、実際は“積み重ねのスポーツ”みたいな感覚です。ぼくは全ての予選会場に足を運んでそれぞれの空気を感じてきましたが、いい感じにピリッとしていて気持ちが良い感覚でした。
本戦の丸亀うどん祭りの会場では、正直ちょっとピリピリ感が増します。ステージ上で行う麺打ち、お客さんや審査員からの視線、緊張感、手元の集中。ドキドキでした!
審査を担当してくださったのは、丸亀製麺の麺匠藤本さん、純手打ちうどんよしやの山下さん、手打うどん高砂の堀江さん、極楽うどんTKUの田中さん、料理研究家の樋口さんの5名方々でした。そうそうたるメンバーで身も心も引き締まる思いでした!

しかしながら実は、選手同士はめちゃくちゃアットホームな雰囲気で和気あいあいとしておりました笑
でも「勝ちたい」は全員本気。だからこそ、相手の努力がわかる。だから自然にリスペクトが生まれる。真剣勝負の空気と、うどん仲間としての温かさが同居していて、あの時間は本当に素晴らしかったです。
そして気になる結果は…
優勝🥇 →おうどん瀬戸晴れの古賀さん
準優勝🥈→手打ちうどん上を向いての宅島
という結果となりました!

僕自身は今回、選手として出場して準優勝でした。悔しかったです。しかし同じくらい、「うどんって、まだまだ面白くなる」という確信も大きいものとなりました。
サヌワンで問われるのは、突き詰めると、いつもの一杯を、最高精度で再現する力だと思います。緊張すると手が速くなり、速くなると雑が入る。丁寧すぎると時間が押す。そのギリギリの中で、“普段の積み上げ”が本当に頼りになります。これは出場した人ほど刺さる学びだと思います。
サヌワンは技術交流の宝庫です。段取り、麺の設計思想、仕上げの判断、提供までの動線…“明日から店が良くなるヒント”が転がっています。そして何より、こういう大会が盛り上がるほど、うどんの価値が伝わりやすくなり、お客さんの理解も深まる。結果として、作り手が挑戦しやすくなる。サヌワンは勝負でありながら、うどん文化の未来づくりでもあると感じました。
ピリピリとアットホームが同居する、ちょっと不思議で最高の舞台。そして本戦が行われた丸亀うどん祭りは、讃岐うどんの原点と進化をまるごと味わえるお祭りでした!
今年は優勝しか見えていませんが、ライバルのみなはんと切磋琢磨して、うどん業界を盛り上げれたらなと思います!
現場からは以上です!

